きものはあるけどコレってナーニ?留袖
明治17年に「礼装は縮緬(ちりめん)か羽二重(はぶたえ)、黒または色もの、五つ紋付き裾模様に白羽二重(しろはぶたえ)の重ね」…という法令が出されてから、今日まで第一礼装として用いられているのが留袖です。
留袖とは、昔、振り袖を切り”袖を留めた”ことからつけられた…といわれています。
Q:いつ着られるの?
A:普段着には着ないでください^ ^親戚やご自分のお子さんの結婚式や披露宴…くらいカナと。あとは勲章とか国民ナントカ賞etcの授賞式とか…ネ。とにかく用途が少ないクセに、日本人が一番着る機会があるきものでしょうナ〜。
Q:格は?
A:ミセスの第一礼装です。女性のきものの中でイチバンえらいです。
Q:模様はあるの?
A:あります。裾の方に…。①江田褄模様②腰高模様③後掛かり模様などがあります。丹前染に金・銀糸の刺しゅう箔をあしらったり、めでたくて豪華な柄づけです。
※参考まで
- 上前見頃、下前見頃の褄下の部分にだけ模様があります。
- 模様が腰のあたりまであるのです。
- 衽(おくみ)から前見頃にかけて斜めに模様をつけて、後見頃にも模様をつけたもの。